Roland V-Drums TD-11シリーズとTD-25シリーズの違いについて
Roland 電子ドラム「V-Drums」。
その中でも人気機種「TD-11シリーズ」と「TD-25シリーズ」について今回はお話させていただきます。 まず簡単に両者の特徴を。 TD-11シリーズのラインナップは
目次
TD-11K-S
- スネアのみメッシュヘッド
- 2シンバル仕様
TD-11KV-S
- スネア、タム共にメッシュヘッド
- 2シンバル仕様
の2機種。 TD-25シリーズのラインナップは
TD-25K-S
- スネア、タム共にメッシュヘッド
- タム1、タム2は6インチ、タム3は8インチ
- 2シンバル仕様
TD-25KV-S
- スネア、タム共にメッシュヘッド
- タム1、タム2は8インチ、タム3は8インチ
- 3シンバル仕様
の2機種。 ラインナップは上記の通りです。
TD-11シリーズは練習に求められるナチュラルな演奏性と、コスト・パフォーマンスを両立したモデル。
TD-25シリーズはプロ・クオリティの表現力と演奏性を自宅でも楽しめるVドラムの新しいモデルです。
・・・と、簡単に説明しましたがこのような説明はいろいろな場所で説明されていますね。
音源がどうとか、このパッドがこうとか。
そんな説明は散々されてきておりますので、 今回はカタログスペック以外でのポイントをご紹介させて頂きたいと思います。
TD-11シリーズとTD-25シリーズの違い
TD-25シリーズの方が上位機種なので、もちろん様々な点で勝っています。
では具体的にどういいのか?
■ハイハットスタンドを使用
TD-11シリーズはハイハットが汎用シンバルパッド「CY-5」とフットコントローラー「FD-8」による操作となっています。
対してTD-25シリーズはハイハットスタンドを使用するVハイハット 「VH-11」を採用しています。
ハイハットスタンドを使用することでどんなメリットがあるのか?
TD-11シリーズの方がコンパクトでいいじゃないか。と思われるかもしれません。
確かにセッティングや手軽さの面ではTD-11シリーズの方が優れています。 しかし、ハイハットはキックペダルと同じくドラム演奏の心臓部と言っても過言ではありません。 繊細なフィーリングやニュアンスを表現するには、自分のプレイスタイルに合った使い慣れたスタンドを使用するのが一番です。
TD-25シリーズで使用しているスタンドをそのままスタジオやライブハウス等で使用出来ますので、「普段から使用している使い慣れたスタンドで演奏出来る。」というのが大きなメリットです。
■メッシュヘッドがサイズアップ
TD-11シリーズ:スネアメッシュ部分8インチ
こちらもよく目にする説明だと思います。
「ヘッドが10インチになりました!」
・・・・大きくなると何がいいの?
インチアップすると何がいいのか。
メッシュヘッドの中心と端ではヘッドのテンションが違います。中心の方が端よりもたわみます。 当然叩いた場所によって、手に返ってくる感触が変わります。
それは生のドラムでも同じです。スネアを例に挙げて考えて見ます。
スネアは一般的に13″~14”のものが殆どです。
自宅で練習するときは8インチのメッシュヘッド、スタジオやライブは14″のスネアでは感覚にギャップが生まれます。
従ってヘッドが大きいほうが、よりリアルな感覚で練習が出来る為、生のドラムでも違和感を感じることなく演奏が出来ます。
★まとめ★
高いクオリティーで本格的に練習したいのなら、勿論TD-25シリーズがおすすめ。
本格的なドラムセットが欲しいけど、コンパクトでお求め安いものをお探しならTD-11シリーズ。 実勢価格では、 TD-11KV-S がおよそ17万円くらい。 TD-25K-S がおよそ22万円くらいとなっております。
金額では約5万円という大きな差がありますが、実際に演奏した際の満足度はそれ以上の価値があります! 長くドラムを続けて行きたいなら、TD-25シリーズが絶対におススメです!!
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