Roland V-Drums ハイエンドモデル TD-50 徹底解説!
多くのドラマーに愛されているRolandの電子ドラム「V-Drums」の頂点に君臨するTD-50シリーズ。
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目次 TD-50K 基本セット359,000円(税込387,720円) |
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TD-50KV 基本セット485,800円(税込524,664円) |
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TD-50KV with KD-A22527,000円(税込569,160円) |
一体どのような点が優れているのか。頂点たる所以を徹底解説していきます。
目次
■新しくなった点について
・ライドシンバル
・スネアパッド
・音源モジュールTD-50
■ソング機能について
・ソングリスト
・SDカード
・演奏データの書き出し
・クリックデータの便利な読み込み機能
■イヤホン/ヘッドホン/MIX IN 端子
・PHONES端子
・MIX IN端子
新しくなった点について
旧モデルであるTD-30シリーズから新しくなった点を見てみます。
ライドシンバル
18インチにサイズアップ。
デジタルパッドになったことにより、叩いた場所による音色変化が今までよりも自然に表現されています。
また「静電センサー」内蔵により、シンバルパッド表面に触れるだけでミュートが可能になり、よりアコースティックライクに。
更に、静電センサーが「触られている量」を感じ取り、触れ具合によって変化する自然な音の減衰表現が可能になっています。
▼手を触れただけでミュートが可能。
▼触れている手の面積によってミュート具合が変化!
スネアパッド
アコースティックドラムと同じ14サイズにサイズアップ。
ライドシンバルと同じく「静電センサー」を内蔵。
今まで不可能だった、ヘッドに手のひらをつけた状態でのリムショット(クロススティック奏法/クローズドリムショット)が可能になり、より自然な演奏がお楽しみいただけます。
更に、弱打から強打まで音の変化も自然に表現されています。
▼クローズドリムショットが自然な形で可能に。
そして音源モジュールTD-50
様々なニーズにお応えできるよう、さらにアコースティックライクに演奏できるように音源も新しく収録されました。
その他機能については後述致します。
キックパッドについて
今回動画で使用したのは「KD-A22」というモデル。
KD-A22は、22インチのアコースティック・バス・ドラムのシェルに取り付けて、Vドラムのトリガー・パッドとして使用するためのコンバーターです。
アコースティック・バス・ドラムならではの空気の圧縮による心地よい打撃感はそのままにVドラム音源を鳴らすことが可能なうえ、ステージで抜群の存在感を放ちます。
来通りのキックパッド「KD-140-BC」もご使用いただけますので、22インチのバスドラムシェルをお持ちでない、設置スペースに余裕がない。という方はKD-140-BCをお選びください。
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35,000円(税込37,800円) |
89,000円(税込96,120円) |
ラックスタンドについて
一見すると、TD-30のスタンド「MDS-25」と変わりないように見えますが、TD-50では前述した22インチのバスドラムを収める為に、バーの位置が高く設定されています。
スタンドは別売りになっておりますので、設置スペースやセット構成によりお好きなスタンドをご使用いただけます。
TD-50シリーズでは下記の2機種が推奨モデルとなっております。
音源モジュールについて
TD-30で使用されていた「V-Drums SuperNATURALサウンド・エンジン」を一新。
TD-50では新たに「Prismatic Sound Modeling」という技術が採用されました。
ドラムの音の鳴るメカニズムを再現することで、生々しいサウンドやダイレクトなレスポンスなど、ドラムならではの表現力や演奏感を改めて徹底的に追求し、あらゆる奏法による楽器のふるまいをサウンドに反映。ドラマーの思いどおりの表現を可能にします。
Vエディット
ひとつひとつのドラムをカスタム・オーダーする感覚で、シェルの深さやチューニングを調整することが可能。さらにTD-50では、スネアのヘッドが振動することで発生する独特の高音部分や、ハイハット・シンバルの厚みの調整も可能になりました。
また、オーバーヘッド・マイクやルーム・アンビエンスの調整といった演奏場所を含めた音づくりにまで対応し、より深い、トータルでの音色カスタマイズが可能です。さらに、パッドごとに設定可能なコンプレッサー、3バンドEQ や、アタックやサスティンを調整するトランジェントを搭載しているほか、ディレイやディストーションなど、30種類の効果を内蔵したマルチ・エフェクトを3系統搭載。キックとスネアそれぞれに別々のエフェクトをかけるなど、音作りの幅がぐっと広がりました。
出力端子
Master出力(XLR) と8系統のダイレクト出力は、バランス出力に対応。直接ミキサーに接続できます。8系統のダイレクト出力は、たとえばキックとスネアを別々にPAに送るなど、各パッドの割り当てをシチュエーションに合わせて柔軟に変更可能です。
ソング機能について
オーディオによるバッキング・ループ・フレーズを内蔵。セッション感覚で演奏することで、バンド演奏を想定した実践的なトレーニングが可能です。
ソングリスト
001 ~ 007:ドラム演奏データ
008 ~ 027:オーディオ・データ
SDカードによるオーディオ・ファイル(WAV/MP3)再生やデータ・バックアップに対応。
SDカード内のオーディオ・ファイルを読み込み再生することが可能なので、お好きなトラックに合わせて演奏をすることが可能です。
演奏データの書き出し
演奏したデータの録音・書き出しも可能です。
録音したもの は、ステレオのWAV データ、MIDIファイルとしてSD カードに書き出せるため、簡単にバンド・メンバーと共有するといったことが可能です。
更に、ドラムの演奏データだけ書き出す。といったことも可能です。
ボタンを押すだけで簡単に録音ができます。
クリックデータの便利な読み込み機能
SDカード内に保存したオーディオ・ファイルと連動してクリックデータを同時に読み込むことが可能です。
例)
「Pop1」という曲を演奏する際に、SDカード内に「Pop1_click」というクリックデータを作成して保存しておくと、「Pop1」を読み込んだ際に「Pop1_click」も一緒に読み込んでくれます。
クリックデータだけ別チャンネルを用意して・・・といったことをする必要がありませんのでとても便利な機能です。
※自動でクリックデータを作成してくれるわけではありません。クリックデータは自分で作成しておく必要があります。
USBオーディオについて
ケーブル1 本でパソコンと接続するだけでオーディオ10ch出力/4ch入力、MIDI入出力が可能に。
オーディオのサンプリング・レートは44.1kHz/48kHz/96kHz の入出力に対応、パソコンでの音楽制作には欠かせないDAW(Digital AudioWorkstation)との親和性を高め、パソコンとの連携がさらに強力になりました。
オーディオの各出力チャンネルには、用途に応じて自由にパッドの割り当てが可能。キックやスネア、複数のタムなどをそれぞれ独立してDAWにオーディオ録音することができます。
また、パソコンからのオーディオ各入力チャンネルは、操作パネル上のSONG/CLICK つまみに割り当ててコントロールできるよう設定することも可能です。
ユーザーサンプル機能
SDカード経由でオーディオ・データ(WAV)を本体に取り込み、エフェクトをかけるなど内蔵音色と同じように扱えるユーザー・サンプル機能を搭載。取り込んだ効果音などを鳴らしたり、フィル・インを入れる感覚で短いフレーズを再生させることができます。
さらに、取り込んだオーディオ・データは内蔵音色と、または内蔵音色同士、オーディオ・データ同士でレイヤーし、それにEQなどのエフェクトをかけることも可能。 太いキックの音を作るなど、パフォーマンスで際立つサウンドづくりがこの1台で完結します。
イヤホン/ヘッドホン/MIX IN 端子
PHONES端子
ヘッドホン(標準ジャック)とイヤホン(ミニステレオ)端子の両方が付いているのでどちらでも使用可能です。
MASTER Volumeと別で音量調整が可能です。
MIX IN端子
iPodなど、MP3プレーヤー等を接続して再生することができます。
専用のVolumeツマミでドラムの音とは別に独立して音量調節が可能です。
キット紹介
※56~100までUser Kitです。
セット内容の組み換え等のご相談も承っております。
「キックペダルは持ってるから要らない。その分安くして。」
「○○○○社のスタンドに変更して。」
等のご要望、価格交渉どしどしご相談ください。
必ず他店様よりもお得に販売させて頂きます!
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