TRAKTOR PRO3 バージョン3.1が遂に登場!アップデートでDJプレイに影響は?
Native instrumetns が2019年NAMM で公開した TRAKTOR KPRO 3.1 アップデートを遂に発表!
今回のアップデートは、TRAKTOR PRO が波形表示の大幅なレイアウトの見直しを行い、初めての試みで、パラレル波形も遂に登場!
早速今回のバージョン3.1のアップデートの詳細を見ていきましょう。
目次
1.TRAKTOR PRO をおさらい
およそ20年前、Native instruments が開発したクラブ仕様のDJソフトウェアが”TRAKTOR PRO3″
リリース以来、世界中のサウンドシステムやダンスフロア、ハウスパーティー、バー、ビーチなどで利用されています。
最新のTRAKTOR PRO 3は、今までの蓄積をもとに、新しいサウンドデザインツール、高品質のサウンドクオリティ、視認性の良いインターフェイスを導入し、どんなジャンル、プレイスタイル、場所にも対応するDJソフトウェアとして開発されました。
特徴的なポイントとしては、3つ
■STAY IN SYNC
TRAKTORでビートマッチのスキルを磨くこともできますが、こういった操作はTRAKTOR PRO 3に任せ、様々なジャンルやBPMをブレンドしてみましょう。Sync ボタンを押せば、瞬時に各トラックのビートが同期し、実験的なミックスを試す時間を十分確保できます。
■REMIX WITH LOOPS,HOTCUES,AND BEATJUMPS
DJセットにもっと独自性を加えたい場合は、業界で最も信頼性の高いスムーズなループ、Hotcue、ビートジャンプなどのツールを使い、トラックを自在にチョップ、リエディットしましょう。あえてビートをオフにする場合を除き、TRAKTORなら確実にグルーヴをキープします。
■FULL FX SUITE INCLUDED
40を超える高品質で直感的なエフェクトでトラックを変化させましょう。TRAKTORのDeck FXなら、無数のバリエーションでトラックにエフェクトを加えることができ、各チャンネルに新たに装備されたMixer FXは、1つのノブで簡単に操作できるので、実験的なサウンドを探求できます。
また、こちらにTRAKTOR PRO3 になり新たな機能も追加されてより強力なDJソフトウェアとなりました。
■NEW INTERFACE
徹底的に改良されたTRAKTORのユーザーインターフェイスは、よりフラットで鮮明になり、必要な情報を一目で確認できます。また新たにパラレル波形も追加されました。さらに新しいメーターは、視覚的なフィードバックをフル表示し、ミックスのゲインを正確に操作できます。
■NEW MIXER FX
新しいMixer FXは、ノブ1つの操作で、激しいドロップからスムーズなトランジションまで、絶大な効果を作り出すことができます。またTRAKTOR独自のDeck FXに加え、8つの追加エフェクトと3つの新しいフィルターを、各チャンネルにアサインすることができます。
■SCRATCH WITH ANY SOUND CARD
TRAKTOR PRO 3は、TRAKTOR SCRATCH機能も搭載しています。タイムコードヴァイナルを使うDVS DJは、TRAKTOR SCRATCH認定のサウンドカードやミキサーの他に、お好きなサウンドカードも使用可能です。もしお気に入りの機種があり、別のセットアップのDJとバックトゥバックでプレイする場合でも、TRAKTORなら適応できます。
また、Native Instruments社製品以外にもTRAKTOR をコントロールが可能 。
DJブースに設置されている業界標準機材で、あれば互換性があり、事前に特別な準備はなくDJプレイをお楽しみ頂けます。
連携の方法には3つのやり方があります。
■TRAKTOR-READY CONTROLLERS
TRAKTORは、多くの他社製「TRAKTOR-ready」コントローラーとの互換性があります。
それらを接続すれば、すぐにDJプレイを開始することができます。
対応コントローラーについては、メーカーサイトをご確認下さい。
https://support.native-instruments.com/hc/ja/articles/209557129
■MANUAL MIDI INTEGRATION
ご使用のコントローラーが「TRAKTOR-ready」でない場合、予め設定されたMIDIマッピングを探してみてください。
もし、それが見つからない場合などは、”MIDI learn mode”を搭載しているので、TRAKTOR のPreferrence にあるController Manager から、お使いのコントローラー用に独自のMIDIマッピングを作成、保存、使用することができます。
■TRAKTOR SCRATCH CERTIFIED MIXERS
SCRATCH Certified ミキサーとは、DVS(デジタル・ヴァイナル・システム)とTRAKTOR PRO3との完全連携を、NativeInstruments 社でテスト及び確認しているオーディオインターフェイス内蔵型の高性能ミキサーです。
TRAKTOR PRO3 は、Allen & Heath/Pioneer DJ/Denon/Rane/Korg/Ecler が提供するCertifiedミキサーに対応しており、これらのミキサーはTRAKTOR PRO 3と完全に機能します。
また、Stems とループを駆使して、DJセットをさらにスケールアップ!
ワンショットのサウンドやサンプルをトリガーし、新たなミックスも!
このTRAKTOR PRO3が使える代表的なモデルとして、やはりTRAKTOR KONTROL シリーズです!
TRAKTOR PRO 3 対応モデル一覧
TRAKTOR KONTROL S2 MK3 | TRAKTOR KONTROL S4 MK3 |
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TRAKTOR KONTROL Z2 | TRAKTOR KONTROL Z1 |
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TRAKTOR KONTROL F1 | TRAKTOR KONTROL X1 |
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2.バージョン3.1へのアップデートその内容は?
新しいアップデートには、ユーザーインターフェイスのレイアウトへの視覚的な追加、S8およびD2コントローラー用の新しいマッピングコントロール、S4 MK3スタンドアローンミキサーモード、その他多数の変更点などがあります。
■追加されたパラレル波形
2つの新しいデッキサイズ「Parallel Full」と「Parallel Slim」が追加されました。
並列オプションは、環境設定でデッキAとBおよびデッキCとDに対して、別々に有効にできます。
レイアウトプリセット「Parallel」がユーザーのリストレイアウトに追加されます。
■追加されたシングルデッキビュー
表示可能なデッキ数を「1」に設定できるようになりました。
これは、波形を画面の幅いっぱいに広げてDJプレイの準備の際に役立つかと思います。
■Layout Manager にコピーが追加
既存のレイアウトを複製できるボタンがレイアウト設定に追加されました。
■S8とD2のカスタムマッピングの追加
TRAKTOR KONTROL S8 と TRAKTOR KONTROL D2 の個々のコントロールは、Controller Manager を介して、カスタムマッピングができるうようになりました。
■Tag writing mode
ファイル管理の環境設定に「Tag Writing mode」と呼ばれる一連のオプションが追加され、TRAKTOR がどのタイプのメタデータを書き込み、書き込みを行わないかを設定できます。
■ツールチップの追加とアイコンの追加
環境設定でツールチップス(機能解説のヘルプのようなもの)の切り替えアイコンが利用可能になりました。
こちらはコントロールマネジャーには表示されません。
■解析キューへの新しいトラックの追加
デッキにロードされた新しい未解析トラックがバックグラウンドで実行されている解析キューよりも優先されるようになりました。
■右上の検索バーが大きくなり、視認性が向上
■不具合修正
・TRAKTRO の環境設定を閉じたときにキーボードショートカットが機能しなくなる問題の修正
・KEY での検索不具合の修正
・D2/S8のサンプルピッチコントロール不具合の修正
3.アップグレードでさらに使いやすく!
TRAKTOR PRO 3.1は、TRAKTOR PRO 3のオーナーであれば、無料で行う事ができます。
Native instruments の公式サイトまたは、Native Access からインストール可能です。
新しくなったTRAKTOR PRO 3で DJプレイを楽しみましょう!
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