【野外と配信OK本物の神機】電池駆動のこの音量!ギタリストは勿論、DJ/バンド/ラッパーに最高すぎ!Yahama THR30/5超えるか?!
※動画掲載時は2021年8月のお話です。
RolandからBOSSブランドで新しいパフォーマンス用アンプ「CUBE Street II」が新発売されました。(※9月発売予定)
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もちろん名前に”ストリート”と付くぐらいなので外で使う事が前提にあるかもしれないですが、もちろん家で使う最高の用途もご紹介できます。
路上ライブ用アンプを選ぶポイントは、
- バッテリーで駆動できること
- バッテリーでどれだけの出力が出せるか
- バッテリーの駆動時間
- 重さ、音質、頑丈さ、機能等
→CUBE Street IIはすべてのポイントで高いレベルにあるアンプです!
そのポイントをこれから検証していきたいと思います。
路上ライブ用アンプは多くのメーカーから発売されていますが、その違いってよくわからないですよね。
実際この手のものはたくさん出ています。
買ってみたけど音がショボかったり出力が足らなくて他のミュージシャンに音負けしてしまったり、そういったことはなかったでしょうか。
付属している機能がなくて別のエフェクターなどの機材を買うことになりバッテリー駆動時間が短くて盛り上がったところで突然ライブ終わらないといけないなどの失敗例も聞いたことがあります。
野外では使えても自宅では使い物にならなくてちょっと使いにくいとか結局別に自宅用アンプを買うことになったり、そんな経験はありませんか?
また普通小型アンプはせいぜいつまみが5個、スイッチが3つ、端子も3つぐらいまでなのですがCUBE Street IIにはたくさんのつまみやスイッチ、端子がついていますので戸惑ってしまいますよね。
皆さんのこういった経験や悩みに対してもわかりやすく説明していきます。
そして前モデルからの変更点もまとめますのでぜひ最後までご覧ください。
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目次
目次
- 前機種CUBE Street 、CUBE Street EXの紹介
- 前モデルと大きく変わった点
- CUBE Street IIの特徴
- CUBE Street IIの音を出してみよう
- CUBE Street II新機能:ルーパー機能
- CUBE Street II新機能:Bluetooth搭載
- YAMAHA THRと性能比較
- まとめ
前機種CUBE Street 、CUBE Street EXの紹介
2007年に発売のRolandの「CUBE Street」(画像左)、そして2016年最大出力を5Wから50Wに大幅にパワーアップさせた「CUBE Street EX」(画像右)が発売されこの2機種は多くのストリートミュージシャンのパフォーマンスを支えてきました。
こちらの前機種2つにつきましては以前の動画で紹介していますので是非ご覧ください。
前モデルと大きく変わった点
1.ブランド名がRolandからBOSSに変更
2.マイクチャンネルエフェクトがREVERBとHARMONYに変更
HARMONYの方が一人で歌うにあたっていいかもしれないですね。
3.ギターチャンネルエフェクトがCHORUS/DELAY/REVERB/PHASER/FRANGER/TREMOLO/TOUCH WAHに変更
アプリを使わなくてもこの辺りを触れば一発で調整できるということです。
4.ギターチャンネルタイプがアコギ3種、エレキ4種、ライン、マイクに変更
5.LOOPERが搭載
こちらは目玉機能だと思います。
ボタンのアクションもできますがフットスイッチを挿せるので、一人でスタートストップが決められてワンループも簡単にできます。
一人でソロ弾きや練習にも最適そうですし、ヒューマンビートボックスなどラッパーの方もすぐ一人でラップができてしまいます。
6.Bluetooth機能が搭載
BOSS(ボス) / Bluetooth Audio MIDI Dual Adaptor
(BT-DUAL) / Bluetooth アダプター
ポイント 55還元!
5,000円(税込価格 5,500円)
Bluetooth アダプターが別途必要です。
しかしこれはぜひ使っていただきたい素晴らしい機能です。
7.USB接続が可能
本体とスピーカー2つを繋いでステレオのように使える機能です。
8.出力が10Wに変更
CUBE Streetは最大出力が5Wでした。
ただしエコモードの場合は出力は半分になってしまいます。
CUBE Streetとスピーカーサイズは変わらないのに最大の燃費のモードが10Wになり、このレベルで10Wは凄いと思います。
9.電子が8本使用に変更
CUBE Streetは6本でした。
10.電池駆動時間8〜11時間に変更
CUBE Streetは15時間なので少し落ちました。
音量(出力)が2倍になっているので仕方ないかなと思います。
11.重量が4.4kgに変更
CUBE Streetは5.2kgでしたので軽くなりました。
こちらも目玉だと思います。
燃費の部分は少し気になるかもしれないですが、それでも十分長い時間なので軽量化は大きいと思います。
12.価格は39,600円にアップ
想定売価はCUBE Streetは30,000円〜35,000円くらいで発売されていますが、今回のモデルは約5,000円アップの39,600円です。
CUBE Street IIの特徴
カラーは初期モデルと同じくブラック、レッドの2色から選べます。
見た目は初期のフロントのロゴは「CUBE」でしたが新商品は「BOSS」になっています。
ロゴとコントロールパネル以外はあまり変わっていない感じがします。
前のモデル同様丈夫そうな躯体です。
路上は使用環境が厳しいので大切なポイントですね。
推奨はされていませんがアコギの足置きにも使えそうなぐらい丈夫そうです。
初期の重量は5.2kgなんですが今回のモデルは4.4kgと1kg近く軽くなりました。
これは持ち運びが楽ですね。
多くの機材を持ち運ぶストリートミュージシャンにとっては嬉しい改善です。
路上パフォーマーは多くの機材を運ばなければなりません。
DJならDJ機材、キーボーディストならキーボード。少しでも機材は軽い方がいいですよね。
しかし軽くなったとはいえ4.4kgを手でライブ会場で運ぶのは大変なのでキャリーでの運搬をおすすめします。
他の機材などもキャリーで運べますので便利です。
CUBE Street IIの音を出してみよう
⇧まずCUBE Street IIにマイクケーブルを挿し(画像矢印左)その隣りにギターケーブル(画像矢印右)を挿します。
接続は以上になります。
⇧マイクの音量やエフェクトを調整するのは赤枠の「MIC/INSTRUMENT」と書かれている部分です。
「EQUALIZER」は左から低音域、中音域、高音域の調整をします。
「VOLUME」が音量調節、「HARMONY」は動かすと声が勝手にハーモニーがつきます。(ハモりを自動でやってもらえるイメージです)
「SELECT」はボーカルの場合は上のMIC、キーボードなどは下のINSTになります。
⇧「GUITER/MIC」に挿したものを調整するのが赤枠のエリアになります。
こちらも同様に「EQUALIZER」が左から低音域、中音域、高音域の調節ができます。
「CHORUS/DELAY」はコーラスのエフェクトとデレイのエフェクトをかけれます。
その隣が「REVERB」です。
マイクの方と違うのが「AMP TYPE」がこちらで選べるようになっています。
アンプのシュミレーション(特にギター)では必須です。
アコースティックギターなら「A-GUITER」の3つから選べたり、エレキギターなら「E-GUITAR」の4つから選べます。
「GAIN」は音圧の調節、「VOLUME」は音量調節です。
パラメーターを変化させてどのように音が変化をするかを試してみましょう。
⇧マイクを繋いだらVOLUMEを少しずつ上げていき、丁度いい音量を調節しながら探します。
音量が大きくなると低音が出てきたりするので、低音域をカットしたりお好みで調節してください。
あとはREVERBもお好みでかけていきます。
HARMONYは歌っている途中などでONにしたい場合はつまみをいじってフットスイッチなどを繋いで使用します。
エフェクターを実演
▽19:00〜
HARMONY(UNISON)は声が二重になってる感じですね。
HARMONY(HIGH)は上の音域がコーラスされます。
HARMONY(HIGHER)さらに高い声がコーラスされます。(女性の声が入ってくるイメージ)
→UNISON部分は三度、五度上をコーラスとして出します。HIGHERはそれ以上の高域となります。
オレンジライト部分はアプリをBluetoothで繋いで今から弾く曲のキーがCならCのキーに合わせたコーラスのハモりができますよとかAUTOにするとギターの音を検知してコーラスがつくといった機能です。
ギターパラメーターを実演
今回はアコースティックギターを使用するのでAMP TYPEはA-GUITARの枠のどこかに合わせておきましょう。VOLUMEを調節しながらGAINも調節して音量を調節します。
あとはEQUALIZERとREVERBもお好みで調節してください。
▽REVERB、CHORUS/DELAY、エコライザー、AMPTYPEのかかり具合は動画を是非ご覧ください。22:01〜
どの音も非常に素晴らしく、さすがBOSSという感じです!
ギター系の機能の説明は以上になります。
その他性能
⇧あとCUBELINKというのを接続すればもう一つCUBEを接続することができます。
⇧こちらで接続ができます。
⇧フットスイッチも連動させることができます。
⇧ボーカルのHARMONYの部分とLOOPERを動作させることができます。
⇧2本までマイクが挿せますので、こちらをMICに設定すれば2本独立してボリュームを設定することが可能です。
⇧あとインストュルメンタルということでこちらをステレオのピンに変換してもらってLINE入力すればDJセットも接続可能になります。
また先ほどエコモードになると出力が半分になるという説明をしたんですが、エコモードにすると音量は下がるけど節電モードとしては使えます。
よく考えられていますね。
CUBE Street II 新機能:ルーパー機能
フットスイッチがあると一人でできてしまいます。
最初音量ループする伴奏を録音する場合は少し音量を落としたほうがいいと思います。
その音量のまま録音されてしまいます。
まずスタートボタンを押します。
音を検知したら録音が開始されます。
終了はSTOPボタンを押します。
STOPボタンを2秒長押しするとすぐに消えて再度録音ができます。
オーバーダブのRECもできるのでもう一度RECボタンを押すとどんどん重ねて録音ができます。
ギタリストならワンループコードを弾き、そこからソロ弾きの練習もできるので家でも楽しめます。
マイクでも同じようにできますので自分でビートを刻んでそこからラップなど一人だけでオケまでできます。
こちらも魅力的な部分の1つです。
CUBE Street II 新機能:Bluetooth搭載
アダプターを繋いでもらうことで色々なパラメーターの設定が余分にできます。
まずアプリをダウンロードして携帯と繋ぎます。
⇧イコライザーの設定ON・OFFでVOCALやSPEECHなどパラメーターが入っているので演奏するシーンによって変更することができます。
HARMONYの設定もこちらで細かく設定できます。
ノブでももちろん設定できますが、いちいち機材の近くに寄らなくても携帯で設定できます。
あとはKEY SETUPですが歌う曲のキーをセットアップできるのでそのキーにあったコーラスがアプリ上では設定できます。
REVERBの設定がノブよりもさらに細かく設定できます。
まるでYAMAHAのTHRのようです。
AMP TYPEやDELAYの設定もできます。
好きなパラメーターを保存することもできます。
お好みの設定を保存しておけばすぐに呼び出すことが可能ですし、インポート・エクスポートができるのでファイルで保存してファイルで呼び出すこともできます。
⇧TUNERも搭載されています。
本体にも付いていますが3つの小さなボタンから調節するので挙動がわかりにくいかもしれません。
ライブ中など特に見づらいと思うので、細かい設定をしたい場合はアプリがおすすめです。
さらにシステム設計でバッテリーの残量やフットスイッチのアサイン、モードセレクトやLOOPのセッティングまで、トリガーになるものの設定など非常に設定豊富です。
USB SETTING
中でも気になるのが「USB SETTING」です。
なんとオーディオインターフェースが付いています!
パソコンに繋いで録音もできますしカメラアダプターを繋いでiPhoneで繋ぐと配信もできてしまいます。
ストリートライブの配信もできます。
CUBE Street IIにはRecアウトやモニターアウトのボリュームがないので録音する音量の調節はどうするんだと、、iPhoneで可能です!
⇧USB SETTINGでマスターレベルのボリュームなどをしっかり調節できます。
単に録音できるだけではなく路上で生配信できてしまうのは素晴らしいと思います!
しかも雑音なくギターと自分の声だけ配信できてしまいます。
ストリート系・電池系で使えるものでオーディオインターフェースも加味して、しかもこのお値段では唯一本物の神機です。
DJ、ギタリスト、キーボーディスト、歌われる方、ラッパーの方演説の方すべてにおすすめできます。
YAMAHA THRと性能比較
CUBE Street IIと比較するとTHRはアコギの音が良くシュミレートされていてジャキジャキした感じもTHRの方は少ないという感じはします。
やはりTHRの方はどちらかといえば室内向けで小規模なライブ向きなのかなという感じがします。
CUBE Street IIがやはりすごいなと思うところはルーパーです。
ルーパーがアンプに付いているのはライブパフォーマンスをする上ではすごくメリットになるのではないかと思います。
THRはルーパーは付いていないです。
多くは持てないと思うので、THRよりもCUBE Street IIを買うことを考えてもいいかなと思います。
値段帯もお手頃です。
音にこだわる方はTHRの方がいいかなと思いますがハイブリッドな外でバリバリやるなら音量が大きいCUBE Street IIの方がいいですし、オーディオインターフェースなどの機能やルーパー機能も魅力的です。
一人でソロ弾きの練習や家練習のことを考えても素晴らしいところです。
まとめ
最新のテクノロジーが注ぎ込まれストリートパフォーマンスのクオリティの向上に貢献するだけでなく自宅でもフル活用できるまさに「オールインワン」のアンプです!
Rolandさん、機能をこれでもか!って満載しましたね。
路上ライブ用小型アンプのカテゴリーだけでなく小型アンプのカテゴリーの中でも非常に優秀なアンプだ思います。
i-CUBE Link端子やUSB端子のインターフェースも充実していますので末永く愛用できること間違いなしですよね。
コロナ禍の今、このアンプを手に入れてご自宅で練習に励みながらライブ配信しコロナ収束後はこのアンプを家外に持ち出していかしたライブパフォーマンスをオーディエンスに披露しちゃいましょう。
▽商品に関するお問い合わせなどこちらからご連絡お待ちしております。
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